使いまわし、再利用

ichibata railway


こないだ、ピアノを弾いた後、飲んでいる時に、旅行に行った時の写真を会長に見せたら、すぐに、「これはk王だな」と言った。


松江しんじ湖温泉駅に停車中の一畑電車



なるほど、そういうことか。
東京で使っていた古い車両を島根県に持っていって使っているというわけか。
さすがは本職の人、と思った。ちなみに左の電車はN海で使っていた車両で、こちらはなんとなく分かった。


大井川鉄道静岡県)も似たような鉄道で、K阪特急やKn鉄特急の車両を使っている。特急車両に運賃だけで乗れるとは、おいしい(K阪特急は運賃だけで乗れるが、それなりに混む。停車駅が増えたせいだ)。一度、のんびりな特急、の旅をしてみたい。



環境を考える時、3R(Reduce, Reuse, Recycle:リデュース、リユース、リサイクル)ということばがある。
ものを大切にし、ごみを出さないのが一番よいので、Reduceが一番目。もう一度使うのが2番目のReuse。それもだめなら、再生利用するRecycle。
地方の電鉄では、最初に走ってから30年以上経っている車両も多い。クルマではなかなかないことである。排ガス以外にも、こういうところでも電車は環境にやさしい。現実は、お金がなくて駅や座席がボロボロ、という状態で人気が出ないが、せめて、ものを大切に、という精神の部分だけでも、もっと見直されてもよいと思う。