山陰の旅1

ohda


旅先から。


昨夜、8月9日の夜、寝台特急サンライズ出雲』にて横浜から出発。今までの寝台特急ブルトレとはどれくらい違うか、前々から興味があった。
実際に乗ってみると……


なにもかも違う。


これまでの二段ベッドではなく、初めから階が上下にわかれ、個室になっている。メインは『シングル』。いゃぁ〜、快適(^^)
姿勢を変えたり着替えたり、食事したり荷物整理したり、全て気兼ねなく出来て嬉しい。個室ごとの窓から景色を独り占め。


11時間乗り、数時間眠れ、松江に到着。100円バスに乗り、松江しんじ湖温泉へ。途中、松江城が、ちらと見えた。

10時ちょうどに着いたが、一畑電車は40分待ち。駅前に足湯があったのが幸い。入る。43度、とても熱い。昔『熱湯コマーシャル』って番組(のコーナー?)があった希ガス。観てなかったけど。
少し足が赤くなり、カラダが熱くなり、上がる。そんなこんなで、時間が過ぎ、旅に出れば40分なんて物の数ではないと思う。ガタゴト走り、一時間くらいで、出雲市へ。
そばをおいしく頂き、西へ。


江津に到着。特に、なんもない。


30分の連絡で三江線に乗る。一両のレールバス、ワンマンカー。
雨が降ったりして陰気な感じ。オマケにとても低規格路線。芸備線の備後落合〜備中神代などでは、保線(保全?)の人件費をケチり、そのかわりにゆっくり走ることでごまかしている。ここ三江線も同様だろう。切り立って崩れそうな崖(左は川で、右は山)を30㌔でそろそろと走る。駅舎を見てもそうだが、赤字路線ゆえ、燃料以外にはビタ一文かけるか!という、しR酉の思いを感じる。


浜原からは線路が良くなり、飛ばす。ホントは全線良くしたいだろうが、工事中に旧国鉄の経費削減のあおりを受けた。廃線にならなかっただけマシか。
この線にしても、全線開通した矢先、『赤字路線廃止!』と言われたことから、もし途中までしか開通してなかったら、危なかった。

3時間かけ、三次到着。あとは夕飯を食べ、ホテル入り。